保険診療に懸ける
「保険で高回転」で治療品質を保つ
「自費でなければ、いい治療はできない」そう考えていた時期もありました。しかし、多くの患者さんと接する中で見えてきたのは、世の中には保険で十分なケースが多いという現実でした。自分はそちらを頑張ろうと決めました。
たくさん自費の入れ歯を作っていたので、保険でも80点の入れ歯を作れるという自負がありました。
名医になろうと頑張った時期もあります。でもキャラじゃなかった。チームでたくさんの患者さんを診るほうが自分には合っていて、多くの患者さんにも喜んでもらえると思っています。
保険診療で利益をあげるには、たくさんの患者さんを診る必要があります。のぶ歯科では年間1000個の入れ歯を作っています(繰り返しになりますが全国平均は年間6個です。総務省統計局 平成27年社会医療診療行為別統計より計算)。
品質を落とさず多くの患者さんを診るため、チームの情報共有を徹底し、マニュアルの精度も高め続けています。毎日とても忙しいですが、1日が終わった後の充実感は、スタッフも「いい」と言ってくれています。
セルフで聖地巡礼
だんだん増えていきました
神戸市周辺の方は、私がガッツポーズをしている看板をご覧になった方も多いと思います。最初に地元の板宿駅に看板を出したのは2016年。そこから近隣の駅、電車内、バス車内、ダイエーの壁……。気づいたらだいぶ増えました。電車に乗ったら頭上に自分の顔があり、周りの人に気づかれないようずっとうつむいていたこともありました。
ガッツポーズの写真、最初は恥ずかしかった気もします。でもやるって決めたので迷いはなかった。いまはむしろ楽しんで、全部の看板の前で記念写真を撮って回ろうと企んでいます。写真を撮ったらこのページに載せていきます。

漫画をかいています
歯科医師はおもしろい職業です
若手ドクター、歯医者を目指す学生、それ以外の方にも言いたい。歯科医師はおもしろい仕事です。そのことを伝えたくて漫画をかいてます。テーマは「歯医者あるある」。昔の自分をディスったりもしています。いつか本にまとめたいと思っています。
10年後ののぶ歯科
目指す姿は決まっています
10年後も私は歯医者をしています。のぶ歯科には、いまよりたくさんスタッフがいて、ドクターも何人もいます。チームの体制は強化され、治療品質も高まっています。みんなでフル回転しながら、毎日、多くの患者さんを治療しています。