「気軽」って手抜きなの?

患者さんにとって気軽という意味です。

一つ目はお金。大金叩いて治療を受けても、数年後他の歯が悪くなって道連れ的にやり直しになることはあります。そんな時、払ったお金が惜しくてグズグズしていて、より悪化するケースをたくさん見てきました。ならば金銭的負担が軽い方が結果的には良いだろうと考えたからです。

二つ目は入れ歯に慣れるため。入れ歯は保険であろうが自費であろうが口にとって異物です。あなたが異物を許容できるかどうかはやってみないとわかりません。だから、まずは気軽に保険で、ということです。

三つ目は保険入れ歯の材質は口の変化に対応しやすいから。口は年齢とともに変化します。歯ぐきの形は少しずつ変わります。歯が残っていても何らかのトラブルが起こります。どんなに気合を入れて型取りしても、それは平成31年4月1日午前10時の歯ぐきなのです。 来年には変化しています。ならば、今後の変化に対応しやすい入れ歯がいいということになり、その材質は実は保険の材質なのです。

四つ目は引っ越しを考えて。転勤や高齢で今まで行っていた歯科に通えなくなることがあります。引っ越し先の歯科に行くことになるのですが、あまりにマニアックな自費入れ歯を作っていると、引っ越し先の歯科医師は正直「嫌だな」と思います。それは材質面だったり、「なんで俺が、よその医院の自費の後始末をしないといけないんだ」という気持ちでもあります。その点、保険入れ歯なら材質は同じですし、歯科医師も気持ち的にラクで快く引き受けてくれるでしょう。

以上です。

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